メキシコで社会性を身につけるためには? その2


メキシコへ渡航するまで、あと一週間となりました。


そんな訳で、ブログの更新もますます遅くなっていますが、前回のつづきを書きたいと思います。


初めてメキシコへ行ったとき、滞在一週間ほどで、私は、メキシコで生活をしていけるのか不安になりました。

その不安の一つとして、メキシコでの社会性が、自分は皆無であることが原因でした。


そんな不安な気持ちを抱えていた矢先、私は、言葉も分からないうえに、知り合ったばかりのメキシコ人の若者二人と、グアナファトに出掛けることになりました。


その若者の一人・ダニーに、急遽誘われたものの、私は断ることが出来ず、内心ではあまり行きたいと思っていませんでした。

なぜなら、彼らとは知り合ったばかりだし、私は英語も苦手なため、どのようにコミュニケーションを取ってよいのか分からず、出掛けることに不安を感じていたからです。





*運転中のダニー。運転すると、口が悪くなります。何を言っているのかは分からないけど、暴言を吐いていることは分かります…。あと、恐ろしいほどにスピードを出します。加速するとき、十字をきってお祈りしながら、スピードを出します。なに?何のお祈り?死ぬ覚悟で運転をするのか!?と、毎回恐ろしくなります…。




当日の朝、ダニーが車で家まで迎えに来てくれました。


ダニーは、すでにノリノリで、挨拶とともに、私にチョコレートをプレゼントしてくれました。


この人、良い人…

私は物で釣られました。

チョコレートを貰い、この人良い人だなぁ、とすぐに思ってしまいました。


そして、私は車に乗り、ダニーと一緒に、もう一人の若者を迎えに行き、グアナファトへ行きました。


彼らと出掛けた結果、私が心配していたコミュニケーションの問題は、何の支障もなく、むしろ、その日は楽しい一日となりました。


長時間の車での移動の最中でも、彼らから頻繁に話しかけられることもなく、かといって、気まずい雰囲気でもなく、更に、私からも無理に話す必要もなく、コミュニケーションに気をつかう事はありませんでした。





*グアナファトで食事をしました。運転をするのに、お酒を飲んでいたことがとても気になりました…。私はメキシコ料理が苦手なので、ほとんど食べていませんが、二人はモリモリ食べまくっていました。ちなみに、食事代は私が夫から預かったお金で支払いました。この日、メキシコ人は遠慮という概念がないのだと知りました。





*食後、ダニーがご飯を食べすぎて、お腹がいっぱいで歩けないと言い出しました。そのため、背中を本気で押してあげている、という図です。グアナファトで観光している時間よりも、レストランで食事をしている時間のほうが長かったです…。この日、メキシコ人は先の事を考えて行動しないのだと知りました。





*日差しが強かったため、グアナファトで帽子を買うよう促されました。気に入った帽子がなく、あまり欲しくなかったけれど、ここでもNoと言えず…。欲しくない帽子(日本でかぶるのはちょっと…)を買った後悔を隠しながらの記念撮影。この日、私はNoと言える日本人になろうと決意しました。





夫によると、彼らは英語が苦手な日本人に慣れていて、世話好きな性分もあるとの事でした。そのため、私が英語を話せなくても、彼らは気にしないのだそうです。

また、私からすると、言葉もあまり通じない人と遊びに行って楽しいのだろうか?と思ってしまいますが、彼らにとってはそんな事は関係ないようで、楽しいらしいのです。


私はこの日、少しだけ、メキシコ人の気質を知ることができた事と、メキシコ人の友達ができた事を、とてもうれしく思いました。





*独立記念日のパーティーにて。ダニーの奥にいるのは、ダニーのパパです。パーティーでは、独立運動にまつわる劇のような事が行われ、とても盛り上がっていました。




グアナファトへ出掛けてから数日後、またもや、ダニーからお誘いがありました。独立記念日のパーティーをするとの事で、夫と私を誘ってくれました。


日本人の参加者は夫と私だけ、それに、メキシコの歴史も私は知りませんでしたが、私たちはパーティーに参加することにしました。


会場に着くと、ダニーの親族や友達、ご近所の方々が大勢いました。当然ながら、みんな、メキシコ人です。日本人は、夫と私だけでした。


メキシコ人にとって、独立記念日はとても大事な日で、盛大にお祝いをするのだそうです。会場にいる人たちを見ると、みんな気合いが入っているように感じられました。

各々、メキシコの国旗の色・赤白緑の何れかの色の服を着ていました。私と夫も、事前に赤か白、または緑の服を着てくるようにとダニーに言われていたため、私は赤色、夫は白色の服を着て行きました。


会場にいるメキシコ人たちを見ていると、私は、メキシコの歴史や文化も無知に等しい自分がこの場にいていいのだろうか…と躊躇いました。けれど、その心配もすぐに無意味だとわかりました。


その場にいたメキシコ人たちは、日本人である私たちのことを、全く気にする様子がなかったのです。そのおかげで、私も周囲を気にすることなく、パーティーを楽しむことができました。



*たくさんケーキが並んでいて、ダニーに「これが美味しいよ!」と教えてもらいましたが、私にはどのケーキも全部同じ味(ただただ甘い)に感じられました…。




しかし、パーティーの最中、メキシコでは定番のダンスタイムに、またもや私に試練が訪れました。


その試練とは、ダンスのお誘いでした。いや、お誘いというか、もう有無を言わさず、ダンスをしている輪の中に連れ込まれて行きました。


その時、私は夫に助けを求めるが如く、「あなたも一緒に…!!」と言いましたが、夫は笑顔で、「僕は踊らないよ!」と、あっさり私を見捨てたのでした。


え!?これ、断ってもいいやつ!?

私もダンスなんてしたくないけど、断ったら場がしらけるのでは!?

ていうか、ダニーも踊らないの!?


私はまたもや、Noと言えませんでした。

日本人は私と夫しかいないし、恥をかいてもメキシコ人だから大丈夫だろうと思い、覚悟を決めました。


学生時代、否応なしに体育でダンスを踊らされて以来のダンスでした。




*踊り方が全く分かりませんでした。とりあえず音楽と人に合わせて、見よう見まねで体を動かしました。踊れていたのか全く分かりません…。二曲ほど踊り、私は退散しました。



夫は面白がって、動画を撮っていました。

私は恥ずかしくて、その動画をちゃんと見ていません。

ちゃんと踊れていたのかは分かりませんでしたが、みんなが笑っていたので(踊りが滑稽だったのかも…?)、不本意ではあったものの、ダンスに参加して良かったと思いました。



初めてメキシコへ行ったとき、滞在期間は二週間でした。その短い間で、メキシコ人とこんなにも交流するとは考えてもいませんでした。


メキシコ人との交流によって、私は、言葉が通じなくても、コミュニケーションはとれるという事と、友達もできるのだという事を、身を持って知ることができました。


私はメキシコでの生活が不安で、メキシコで社会性を身につけるにはどうすれば良いのだろうかと考えていましたが、それは、難しいことではなかったのです。


不安を抱えていた私が、そのように思えたとき、私は夫に感謝しました。一人では何もできない私が、メキシコ人と仲良くできたのも、夫が今までメキシコで生活して培ってきたモノのおかげなのだと思います。

あぁ、それなのに、そうそうに弱音を吐いてごめんなさい…!


流れに任せて、メキシコ人の中に飛び込んで行く。これで、少しは社会性が身につくのではないかと思います。


とはいえ、メキシコでは私は一人で何もできないのだから、社会性がなくてもそれはそれでいいか!一生住む訳じゃないしね!と、最近では開き直っています。





メキシコで社会性を身につけるためには? その1

少し前に、駐在員の奥様たちが集まる場に赴く機会がありました。

駐在国は様々でしたが、残念なことに、その時、メキシコは私だけでした。


そこでは、海外赴任のエキスパートみたいな人がいて、これから海外に帯同する奥様たちの不安や悩みに、その人が答えるという時間がありました。


ある一人の奥様が、このような事を言っていました。


奥様「仕事もしていないのに、どうやって海外で社会性を身につければいいのか分からず、不安です。」


私は、この発言に共感しました。


見ず知らずの奥様!

私もその気持ち、分かります!


私は、海外赴任のエキスパートみたいな人の解答に期待しました。


知りたい!私もその不安の解消方法を!!


海外赴任のエキスパートみたいな人は、あっさりと、こう答えました。


「習い事をすればいいと思いますよ。」


え?

それだけ?

しかも、ありきたりな解答!


私は少しガッカリしましたが、いや、これは正答だとすぐに思い直しました。


とくに私のように語学力もなく、メキシコで職業を持たず、更に子どももいなければ、海外で社会性を身につけたり養ったりするには、習い事という手段が一番簡単なのだと思います。


私は、今はそうでもないのですが、初めてメキシコへ行った時、この奥様と同じような不安を抱いたことがありました。そのため、見ず知らずの奥様の発言に共感をしたのでした。





*私の平日の朝食5日分。一人で買い物に行けず、夫も帰宅時間が遅いため、食材は5日分買い込みます。食材がなくなりそうになると焦ります。ちなみに、日本ではOIKOSは160円くらいですが、メキシコはその半額くらいで売られています。お得感!






*ある日の切ない夕食…。買い物に行けず、食材がなくなったため、家にあった“じゃがりこ”と、残っていた玉ねぎとキノコでコロッケを作りました。こんな夕食でも、夫は楽しんでくれます。じゃがりこコロッケは意外とおいしかったです。





当たり前ですが、メキシコで、夫は仕事もある、友達もいる、自由に外界との繋がりを持てています。一方で、私は、家にいる事しかできないため、メキシコでの社会性は皆無です。

治安や交通手段、語学力の問題から、家にいる事しかできないのは、仕方のない事だと分かってはいたのですが、初めてメキシコへ行った時は、自分の覚悟が甘かったこともあり、引きこもり生活が、私にとって忍耐のいるものだったのです。


一週間ほど引きこもって、私は我慢できず、すぐに泣き言を夫に言ってしまいました。

自分で言うのもおかしいですが、私は、友達から、修行僧と呼ばれることがあるため、自分は忍耐強いほうだと思っていました。

それなのに…。



メキシコには私は友達がいないから、自分の世界がない。そのため、夫に依存するようなつまらない女になるかもしれない。それが夫の負担になりそうでいやだ。


私は、このような事を夫に言っていました。


いま考えると、なんて甘い事を言っていたのだろうかと思います。メキシコに住むのはなぜなのか、本来の目的を見失っていました。しかも、この時はまだ、メキシコへ来て、たったの一週間しか経っていませんでした。弱音を吐くのが早すぎます。自分で自分のことを説教したいです。


夫は優しい人なので、私が何を言っても私を責めません。いつでも私に、つらかったらメキシコに住まなくてもいい、と言って私の意思を尊重してくれます。弱音を吐いたこの時も、夫は、私に、無理しなくていい、と言ってくれました。


私は、メキシコに住むか住まないか、悩みました。


しかし、次の日、ある出来事がきっかけで、あっさりと、メキシコでもやっていけそう!と思えるようになったのです。




*グアナファトにて。セラヤもグアナファト州ですが、このグアナファトとは全く異なる街です…。



夫に弱音を吐いた次の日、私は、メキシコ人の若者二人とグアナファトへ出掛けました。


メキシコ人の若者二人は、夫の会社の部下です。

彼らはその日、仕事が休みだったため、私をグアナファトに遊びに連れて行ってくれたのです。私は、正直、この二人と出掛けることに乗り気ではありませんでした。しかし、この出来事があったおかげで、自分の抱えていた不安は解消していきました。




*メキシコ人の若者。画面右がダニーです。

鳩の糞が肩に落ちたため、拭いてあげているダニー。




*嗚咽を我慢するダニー。鳩の糞が臭すぎたらしく、嗚咽を我慢しながら拭いてあげていました。




彼らとは、グアナファトへ行く三日ほど前に初めて会い、食事を二、三回しただけの仲でした。私にしてみれば、親しくもなんともありませんでした。


その若者の一人に、ダニーという男の子がいます。グアナファトへ行く前日、ダニーの家で、ダニーの家族や夫の同僚の方々と食事をしていたら、ダニーから「明日、君をグアナファトに連れて行ってあげる。」というような事を提案されたました。夫は仕事のため、同行しません。私とメキシコ人だけです。


私は、英語もスペイン語も話せないので、戸惑いました。言葉もほとんど通じないし、しかも、知り合ったばかりのメキシコ人です。不安しかありません。


とはいえ、私は、このメキシコ人の親切心を無下にはできない…だって引きこもりの私を可哀想と思って誘ってくれているのかも(←きっと違う)


それに、ここで、私がNoと言ったらこの場の雰囲気を壊すかもしれない…ていうか、度胸がない奴って思われたくない(←誰に!?)


というような事を考えつつ、最終的に、夫に、行っても大丈夫なのかを聞いて、行くか行かないか決めることにしました。

夫は、「大丈夫だよ。僕もたまにダニーと出掛けるよ。」と言いました。これを聞き、私は、それならば大丈夫だろうと思い、覚悟を決めて、よく知らないメキシコ人・ダニーの誘いを受けることにしたのでした。


よく知らない人、しかもメキシコ人。言葉は通じない…。私にしてみれば、とても緊張する承諾だったのです。


しかしながら、そんな私にむかって、夫は「Noと言えない日本人だね!」と笑顔で言いました。


そうなのです、要するに、色々理由をつけて、私は単に「No.」と言えなかっただけなのです…。




つづく。






精密検査の結果


一昨日の土曜日に精密検査の結果を聞きました。

幸いなことに、異常なしでした。


結果を聞いた時、嬉しい、というより、安堵の気持ちが大きかったです。


医師は、精密検査の結果を見て、「生まれつき肋骨が少し変形していたため、レントゲン写真に骨が腫瘍のように写ったのだろう」と言っていました。


肺のレントゲンに写っていた、丸い白い影は、腫瘍ではありませんでした。

本当によかった…。


再検査と聞かされた先週の水曜日から、精密検査の結果を聞いた土曜日までの約4日間、とても短い間でしたが、不安で心が落ち着きませんでした。


胸部エックス線検査は、毎年受けていますが、再検査になったのは、今回初めてでした。

肋骨が変形…ということは、これからも、もしかしたら、再検査になるかもしれません。そのように考えると、その心構えが出来て、今回の件は、良い経験になったと思います。

また、メキシコへ行っても健康には気をつけよう、とあらためて思いました。


一方で、異常なし、というありがたい結果を聞けたものの、少しだけ心に引っ掛かっている出来事があります。



*結果を聞きに行く日は、鶴岡八幡宮の御守りを握りしめて病院へ…。



結果を教えてくれる病院へは、電車に乗って行くのですが、その日、病院へ行くために私がホームで電車を待っていると、私の近くに立っていたご老人が倒れ、意識不明になるという出来事がありました。駅員がその様子を見ていたため、ご老人は、すぐに担架で運ばれて行きました。


私は、その様子を見たとき、何とも言えない気持ちになり、病院で結果を聞くことが、ますます怖くなりました。

何が起こるか分からないと思ったのです。


しかしながら、私は、幸いなことに、異常なしという検査結果で、何事もありませんでした。

心配をしてくれた夫や友達、コメントをくださったとらきちさん、本当に感謝しています。ありがとうございます。


あの日、駅で倒れたご老人も、無事であることを願います。






精密検査を受けました


書くか書かないか、とても迷いましたが、いま何かしていないと、不安がどんどん大きくなるので、気を紛らわせるために、ブログを書こうと思います。



今日、造影剤を使った胸部CT検査を受けました。造影剤という薬を注射して、CT検査を行うことで、肺内の病気が明確に分かるそうです。



私は、一週間前に、健康診断を受けました。


一昨日、健康診断を受けた施設から電話があり、「肺に異常が見つかったので、早急にレントゲンの結果を送ります。届き次第すぐに病院に行ってください。」と言われました。


海外赴任前の健康診断であるため、もし、何か問題があれば、メキシコに住むことはできません。そのため、渡航の準備にも影響が出るので、早く二次診断の結果を出す必要があります。


夫にこの件を報告すると、夫も以前同じようなことがあり、再検査で問題なかったとのことでした。だからきっと大丈夫だと言ってくれました。

また、その日の夜、友達から電話があり、友達に健康診断の結果のことを話すと、友達は以前、乳ガン検診で再検査になったことがあったそうで、その時の話をしてくれました。友達も、再検査で異常はなかったとのことで、不安がる私を励ましてくれました。


大丈夫、大丈夫。

健診の胸部レントゲンの間違いは、よくあること、だから大丈夫。

自分に言い聞かせ続けました。



そして、昨日、健康診断の結果が届いたので、早速、近所の病院に行き、肺のレントゲンを見てもらいました。


レントゲンには、右肺に丸い白い影がはっきりと写っていました。


医師に「骨が重なっているのか、腫瘤なのか分からないが、腫瘤の可能性があるので、造影剤を使った精密検査をしましょう。」と言われました。


こういう時、医師は、最悪の事態のことを考えるのでしょうか。腫瘤が悪性だった時のことも説明されました。そのせいで、私は、不安と恐怖でいっぱいになりました。


結果が出るまで、その先のことを考える必要はないと分かってはいます。しかし、一人でいると、ネットで検索したり悪いことばがり考えてしまったりするので、とりあえず、何人かの友達にこの事を報告しました。不安な気持ちを伝えると、気持ちは楽になりました。友達には感謝しかありません。





*鎌倉の明月院にて。健康診断の結果を、鎌倉散策をしている時に聞きました。一緒にいた友達も驚いていました。そして、励ましてくれました。ありがとう。




*前に撮った大仏様…心を穏やかに保てますように。




そんなわけで、今日、人生で初めて、精密検査というものを受けました。結果は、早くて明日か月曜日に分かります。


何事もないことを願います。







日本から持って行きたいモノ


渡航まで一ヶ月を切り、あれもこれもやらなきゃ、と忙しい生活になってきました。

そんな中でも、いま特に考えていることと言えば、日本から何を持って行くか、です。


メキシコの通関上、引越し荷物として取扱いできない品目が多々あります。

新品の物(購入から6ヶ月以内)、食料品、消耗品、化粧品、薬局で販売されている物全般など、これらは引越し荷物として送ることができません。


夫の話を聞いたり、メキシコに引越しをされた方のブログを見たりして、ある程度は理解していましたが、通関情報を読んで、あらためて制限の多さを実感しました。

人によっては、制限されている物を、引越し荷物に隠し入れて、持ち込みが成功したという幸運な人がいるようですが、私には、そんな賭けをする度胸がありません。

正直に言うと、ブログのネタになるかも!?と、少し思いましたが、いやいや、もし問題が起こったらダメだ、ここはふざけずに真面目にやらねば、と思い直しました。制限されているのなら仕方がない、それに従うしかありません。


引越しの荷物として送れない物は、スーツケースに入れて、フライトのときに受託手荷物として持って行くしかありません。そのため、持って行けるスーツケースの数や容量に応じて、何をどれくらい持って行くか、うまく考える必要があります。


新品の物の制限に関しては、新品のように見えないように工夫すれば良いし、食料品に関しても、メキシコで何とか日本の食材が入手できるので、私の場合は、この二つは何とかなりそうです。


問題は、化粧品や消耗品、薬局で販売されている物に関してです。特に、化粧品は、何を持って行くか、どれくらい持って行くか、悩みどころです。私は、生活環境の変化によって、肌が荒れやすいので、いつも使っている化粧品は、欠かせません。そのため、肌に使う化粧品は、メキシコで売られている物で代用することが難しいので、化粧品は最優先で持って行こうと思っています。


化粧品以外にも、絶対に持って行きたい物、言い換えれば、これだけは絶対に日本の物を使いたい!という物があります。

そこで、日本から持って行きたい物を、参考程度にいくつか紹介したいと思います。




*部屋用の虫よけスプレー。部屋にもスプレーしますが、蚊を見つけたときは、このスプレーを蚊に直接噴射します。使い方は少し違うかもしれませんが、効き目は抜群でした。



・虫よけ用品

メキシコの蚊は、日本の蚊に比べると、大きくて逞しいです。メキシコにも、虫よけ対策の商品は売っているようで、メキシコの蚊には、メキシコの殺虫剤のほうが効くと言われたりもしますが、私は、メキシコの殺虫剤は人体に影響がありそうな気がして、日本製の物を使うようにしています。実際、日本製でも効果はありました。蚊に関しては、蚊がいそうなところに行かなければ、さほど問題はないのかなと思います。それなので、虫よけ対策の用品は、電気で使う物や部屋用のスプレーを数個ほど日本から持って行こうと思います。





・食品ラップ

ラップは、絶対に日本製を使いたいので、日本から持って行きます。

私は、メキシコのラップを使ったことがないのですが、夫が「メキシコのラップはレンジで使うと溶ける…」と言っていました。そのため、我が家では、日本製のラップをたくさんストックしています。溶けるラップは使いたくないです。有害物質…人体への影響…いやいや、考えるのはやめましょう。ちなみに、我が家では、アルミホイルやキッチンペーパーも日本製を使っています。




・日焼け止め

メキシコでも日焼け止めは買えるそうですが、質がよくないと思います。塗ると、肌が白くなってしまいます。一度、メキシコで日焼け止めを塗っていると思われる人たちを見かけたのですが、みんな顔が白くなっていて、キョンシーのようでちょっと不気味でした。※キョンシーを知らない方、ごめんなさい。


メキシコの陽射しはとても強いので、日中に外出するときは、日焼け止めをこまめに塗ります。日本の日焼け止めは、肌にも優しいと思うので、日本から絶対に持って行きたいです。




・コットン

化粧水をつけたり拭き取ったりするコットンは、メキシコにはちゃんとしたものが無いそうです。私は、化粧水をつける時に、必ずコットンを使用するので、肌に触れる物だし、日本から絶対に持って行くつもりです。


メキシコ人の女性は、化粧水をつける習慣がないそうです。化粧水を使わないから肌がきれいではないのかな?などと思ってしまいますが、日本人としては、肌の手入れに化粧水は欠かせないので、化粧水を使わないのは驚きです。


私は、メキシコで化粧品は、マニキュアしか買ったことがないので、メキシコで手に入る化粧品ブランドのことは詳しくありませんが、Liverpool(デパート)に行けば、クリニークやランコムなど、日本でも有名なブランドの化粧品(スキンケア用品も含め)は、買えると思います。


ちなみに、生理用品についてですが、私はずっと日本製を使っていましたが、在庫が切れてしまったときがあり、仕方なくメキシコのナプキンを使ったことがあります。また、タンポンも、メキシコの物を使ったことがあります。

結論としては、メキシコの生理用品でも問題なく使えました。生理用品も、日本から持って行きたいところですが、生理用品はとてもかさ張るため、持って行くことを諦めようと思っています。




・緑茶

メキシコにも、緑茶は売っているそうなんですが、メキシコの緑茶は美味しくないそうです。私はメキシコの緑茶を飲んだことはありませんが、以前、知り合いのメキシコ人が「メキシコのグリーンティーは、色がイエローでグリーンじゃない!美味しくない!日本のグリーンティーは最高!」と熱く語っていました。

緑茶は無くても困りませんが、メキシコ人へのお土産にもなるし、自分でも飲めるし、持って行って損はしないと思うので、ティーパックの緑茶を持って行こうと思います。




*飲食店にて。フォークを出してくれましたが、フォークを包んでいるナプキンが、既に汚れていました。フォークが汚れるのを防ぐためにナプキンで包んでいる、と考えると、何も文句は言えません。




・除菌用品

これは、絶対に持って行きたい!というほどではありませんが、メキシコは不衛生なので、除菌スプレーや除菌シートがあると心強いです。

メキシコの不衛生さに、日本の除菌用品の除菌力が勝るのかは、不明なので、除菌用品に頼りきることはできないかもしれません。

それでも、外出する時や野外で食事をする時は、除菌シートが役立つ時があるので、私は持って行きます。

あと、キッチン用品に関しては、洗剤と熱湯で消毒できるので、大丈夫かと思いますが、除菌もできる食器用洗剤があれば尚更安心という感じです。


洗濯用洗剤や柔軟剤などは、メキシコの水が硬水なので、種類も豊富だし、メキシコで売られている物でも大丈夫かと思います。我が家では、夫が買いだめをしてくれているので、日本の粉末の洗濯用洗剤を使っています。粉末のほうが、洗浄力も強く、硬水に合っていると思います。私は、お洒落着用の洗剤を持って行こうと思っています。


ちなみに、不衛生といえば、セラヤの街中に、とても悪臭のする場所があるのですが、夫曰く「臭い場所は治安がとても悪い」そうです。

もともと治安が悪い街なのに、もっと治安が悪いところがあるなんて…恐ろしいです。

不衛生な場所や物には近づかないこと、当たり前ですが、これが一番の安全策です。



そして、あとは、言うまでもなく、やっぱり、日本の薬は必需品かと思います。よく、日本から持って行ったほうが良いと耳にするのは、目薬です。目薬は、日本に行ったことがあるメキシコ人も、日本の目薬が良い!と言っていました。


薬に関しては、言葉が分からないので、メキシコの薬を飲むのには、抵抗感があります。そのため、常備薬は豊富に取り揃えておこうと思います。




*サン・ミゲル・デ・アジェンデ(San Miguel de Allende)にて購入した服。日本円で約4,000円。デザインが気に入り、買ってみましたが、二、三回洗濯をしたら、服についていた紐がちぎれました。



一方で、衣類は、日本で新調せず、必要な場合は、メキシコで売られている物でしのぐつもりです。治安が悪い街に住むと、日常生活で着飾ることを避けなければいけません。そのため、服は、いつも地味な服を着れば良いので、メキシコでは、服はあまり必要ないように思います。楽観的に考えると、着る物に困らなくて良いから楽です。着飾る機会も少ないと思うので、メキシコにいる間は、手持ちの服で充分、と思っています。


地味な服がない、という方は、メキシコでお安く服が買えるので、現地で服を買うことをオススメします。

メキシコで売られている洋服は、デザインの好みやサイズが日本人に合わないかもしれませんが、探せば、日本人に合う服もあります。




*カンクンにて。写真の意図は、気にしないでください、ごめんなさい。着ている服は全て、C&Aというブランドのお店で買いました。



*ロブスター?ザリガニ?柄のC&AのTシャツ



メキシコには、いたる所に、C&Aというブランドの洋服店があります。C&Aは、ヨーロッパ系のファストファッションのブランドで、日本未出店だそうです。

私は、二月にメキシコへ行ったとき、夏服を持って行かなかったので、C&Aで服を買いました。それなりに、あくまで、それなりに、着られそうな物もあり、値段もとてもお手頃で、わりと良い印象を持ちました。

あとは、値段は日本と同じくらいですが、GAPもあるので、普段着ならば、メキシコで困ることなく買うことができると思います。

靴に関しても、意外に靴のお店も多くて、質にこだわらなければ、靴にも困らないと思います。



というわけで、今回は、私が思う必需品を優先的に取り上げてみました。


色々考えると、日本から持って行きたい物は、多々ありますが、考えるときりがありません。

そのため、持って行きたい物で、抜け落ちている物もあるかもしれませんが、無ければ無いで、メキシコの物をつかえばそれなりに何とかなるような気もします。


全般的に、メキシコでの生活は何とかなる、それくらいの気持ちでいるほうが、だいたいのことは上手くいくかもしれません。





お寿司が食べたくなったら


現在、渡航にむけて色々と準備をしています。

というわけで、最近はブログの更新も遅くなっています。


コメントにも書いてくださっていますが、私の友達からも、ブログを早く更新してよー!と、言われております。ブログを読んでくれる方々がいるということ、しかも、見ず知らずの私という人間のブログを読んでくださり、とても嬉しく思っています。

更新頻度は、当分早まらないかもしれませんが、お許しください。


私は、約一ヶ月後にメキシコへ行く予定です。

メキシコへ行ったあとは、何か問題が起こらない限り、一年間くらいは日本に帰国しないつもりです。一年も日本に帰らないとなると、日本でしかできないことを、今のうちにやっておこうと思い、渡航の準備とは別に、日本を満喫することにも時間を使っています。

最近は特に、銭湯に行ったり女子会をしたりと、メキシコでできないことをしています。


メキシコだと、湯船につかれないので、日本のお風呂が恋しくなります。そのため、今のうちに、広いお風呂に入っておきたくて、最近は銭湯によく行きます。


私の場合、女子会は、メキシコだとなかなかできません。メキシコで、男の子の友達はいますが、女の子の友達はいないし、できる気がしません。そんな中でたまに、メキシコで女子会をしているメキシコ人たちを見ると、とても羨ましくなります。たわいなく、お茶をしているだけでも、いいなぁと思います。そのため、今のうちに友達との時間をたくさん過ごしておこうと思っています。



*ダニー。何かとお世話になっています。写真を載せてもいいと言ってくれたので、早速載せました。



初めてメキシコに行った時、たった二週間の滞在にも関わらず、メキシコ人の友達ができました。彼の名は、ダニー。夫の部下で、日頃から親しくしているメキシコ人です。

ダニーは、英語が話せて、私の下手な英語でもちゃんと聞き取ってくれます。ダニーのことについても、そのうちブログに書きたいと思います。





*スシロールという店名のスシロールのお店。味は美味しいと思います。



食事に関しては、日本でしか食べられないものが多いので、生魚や納豆などは食べ納めと思って、頻繁に食べています。


生魚については、メキシコでも、お寿司っぽいお寿司的なものは食べられますが、やっぱり、日本のお寿司は別格です。メキシコで食べられないと考えると、日本では、スーパーで売られているお寿司やお刺身で大満足です。

メキシコでお寿司や生魚がどうしても食べたくなった時は、スシロールのお店へ行けば、それなりに気持ちは満たされます。


メキシコ人は、スシロールをお寿司だと思っていそうですが、私からするとスシロールは、単なるお寿司っぽいお寿司的なものでしかありません。それでも、メキシコで美味しいスシロールが食べられる環境にいることは、嬉しく思います。




*ガリもついています。美味しいです。



*とびっこがまぶされています。メキシコでとびっこが食べられるなんて、しあわせです。




*甘い和風の汁料理。




*サラダも食べられます。消毒済みであることを信じたい…いや、考えてはいけない。考えずに欲望のままに、箸を動かします。




私たちが注文したスシロールには、全部クリームチーズが入っていました。それはそれで美味しいのですが、食べすすめていると、クリームチーズの味しかせず、少し残念になります。最終的には、スシロールからクリームチーズを抜いて、別々に食べていました。次回行くときがあれば、クリームチーズを抜いてもらうようにお願いしようと思います。


このとき私は、スシロールに行って、テンションが上がり、たくさん食べました。メキシコでは、ほぼ家にこもっているため、普段は食欲がないのですが、外食だとテンションが上がり、たくさん食べたくなるのです。しかし、食べ過ぎて、案の定、その後、お腹を壊します。

スシロールは夕食だったのですが、その日も夜中にお腹が痛くなり、目が覚めました。食べ過ぎは良くありませんね…。


メキシコでは、食の喜びもひとしおです。

日本では当たり前のことでも、メキシコだと喜びに変わることがあるので、些細なことでも楽しかったり嬉しかったりします。


ちなみに、メディアで、メキシコ料理が取り上げられることも多いですが、最近読んだ雑誌に、モーレ(チョコレートソースの料理)が日本でも流行る!と書いてありました。


これを読んで、またもや驚愕しました。

モーレ、私はすごく苦手です…。

モーレは、チョコレートとスパイスが混ざった複雑な味で、美味しいと思えませんでした。しかし、モーレは、メキシコ料理の代表的な感じなので、食べたことがない方は、機会があれば、ぜひ一度食べてみてほしいです。


私は、メキシコ料理があまり好きではありません。それなので、メキシコでしか味わえないものがあったとしても、それはそれで、問題なしです!損をしているなんて、思いません。

とはいえ、メキシコ料理で、美味しいと思うものも少なからずあるので、これから長期でメキシコに住むのなら、できる限り、メキシコ料理も好きになりたいなとも思います。







硬水は肌と髪の毛によくない


つい先日、何気なくテレビをつけていたら、マツコデラックスの番組に、引田天功、またの名は、プリンセス天功が出ていました。


その番組で、プリンセス天功が、何年も前に北朝鮮に招待された時のエピソードを話していました。

そのエピソードとは、プリンセス天功が金正日総書記の前で、水槽から脱出するマジックを披露することになり、そのときに、金総書記が「北朝鮮の水は硬水だから肌に良くない」という理由で、水槽にミネラルウォーターのエビアン2トンを入れるよう指示した、という内容でした。


私は、このエピソードを聞いて、ハッとしました。


なぜなら、メキシコの水道水も硬水なのです。

ちなみに、日本は軟水です。

私はメキシコ滞在時に、硬水によって、肌が乾燥してしまい、肌荒れに悩んだので、プリンセス天功のエピソードを聞いて、思わず、そうそう!硬水って肌によくないんだよ!!と、不覚にも金総書記に共感してしまいました。


プリンセス天功的には、このエピソードの驚くべきところは、エビアン2トンを用意してもらったというVIP待遇についてだと思いますが、私的には、硬水が肌によくないことのほうが気になりました。


というわけで、回りくどくなってしまいましたが、今回は、参考までに、硬水による肌と髪の毛の乾燥を予防するための対策について、書こうと思います。


硬水は、ミネラル成分が多く、このミネラルが石鹸やシャンプーと化学反応を起こして、肌や髪の毛を乾燥させてしまうそうなんです。


実際、私も、メキシコで硬水を浴び続けて、髪の毛は乾燥でパサパサになり、肌は、顔以外の全身が乾燥して痒くなりました。

顔の肌は荒れなかったのですが、それには明確な理由がありますので、それについても以下に記したいと思います。



その一、メキシコで売っているシャンプーやトリートメントを使う


これは、効果ありでした。

現地で売っているシャンプーやトリートメントは、硬水に対応しています。そのため、髪の毛には硬水に適したものを使うと、パサつきも治まりました。

私が使用していた日本のシャンプーは、その成分によって、硬水だと泡立ちにくかったり、きちんと汚れが流れなかったりするため、髪の毛が乾燥してパサついてしまいました。

日本製のシャンプーでも、硬水に適しているものもあると思います。




*Organix  Renewing   Argan Oil of Morocco



写真は、スプレータイプの洗い流さないトリートメントです。これを使うと、硬くて太い私の髪質でも潤いました。このシリーズのシャンプーやトリートメントもあり、Walmartでも買えます。値段は、少々高かったような気がします。



その二、シャワー後は市販の水又は化粧水で硬水を拭き取る。肌に硬水を残さない。


これも効果ありでした。

私の肌には、これが一番効果的でした。

いつも洗顔後に、拭き取り化粧水を使っていたので、顔の肌は荒れずに済んでいました。

しかし、体は硬水を浴びた後、保湿クリームを塗っていても、乾燥し、次第に乾燥のせいで痒くなってしまいました。そこで、硬水について調べ、石鹸との化学反応のことを知り、顔と同じように、体を洗った後にも、拭き取れば良いのではないかと思い、実践してみました。

毎回、体に化粧水を使うのはもったいない気もするので、化粧水と市販の水を日々交互に使い、肌に硬水を残さないように気をつけていたら、体の肌荒れは治まっていきました。

手間はかかりますが、乾燥予防をするには、この方法が良いかと思われます。




その三、オリーブオイルを体に塗る


これは、最終手段です。

塗らないよりは、塗ったほうが肌は潤うかな…?という程度の効果です。

肌の乾燥が酷くなった時、脚と肘から粉がふき出し、何とかしなくては!油を補わなくては!と思い、体に良さそうなオリーブオイルを塗ってみました。

肌が乾燥し出したときに、日本の保湿クリームやメキシコブランドの保湿クリームを塗ったものの、乾燥は治まらず、痒みも出てきてしまったので、保湿クリームを塗ることにも抵抗を感じていました。私の場合は、オリーブオイルを肌に塗っても大丈夫でしたが、お試しする際は、お気をつけください。

もし塗るのならば、酸化していないオリーブオイルを塗るのが良いと思います。



*スペイン産のオリーブオイル



このオリーブオイルは、日本でも売っているようですが、メキシコだと日本よりも値段は安かったと思います。とはいえ、体に塗るのはもったいない気もして、少し罪悪感もありました…。


主に、私が乾燥対策として行ったことで、わりと効果があったのは、以上の三点です。


これからは、肌荒れの教訓をいかして、次回からメキシコへ行くときは、事前に日本で皮膚科に行き、塗り薬を貰ってメキシコへ行こうと思っています。



硬水での悩みを解決するためには、浄水器があれば良いのですが、メキシコで硬水を軟水にする浄水器があるのかどうかが、私には分かりません。日本のものをメキシコに持って行っても、規格が合うのかどうかも、分かりません。



私は、今年の2月から3月下旬までメキシコに滞在しており、その期間に、カンクンで結婚式を行う予定でした。そのため、肌と髪の毛だけは、キレイに保ちたいと思い、自力でできる限りのことをしていました。

メキシコにも、美容院やエステなどはあるかと思いますが、言葉も分からないし、どのような仕上がりになるのかも分からないため、メキシコで美容院やエステに行くという選択肢は、始めからありませんでした。


初めてメキシコに行ったときは、去年の9月で、二週間の滞在でしたが、その時は、髪の毛がパサついたくらいで、肌への影響はありませんでした。

そのため、二回目の滞在時は、髪の毛への乾燥対策は考えていたものの、肌の乾燥対策は特に考えておらず、というか、痒みを伴うくらい肌が荒れるとは思わなかったので、日本から特別な対策をせずに、メキシコへ行きました。


硬水が肌によくない、ということは、何となく知ってはいたものの、これほどまでに良くないとは思いませんでした。


考えてみると、私は、メキシコ人で、肌がキレイな人に会ったことがありません。キレイな人もいるかと思いますが、ごめんなさい。

メキシコで肌や髪の毛をキレイに保つことは簡単ではないのかもしれません。単に、メキシコ人が肌の手入れにこだわっていないだけなのかしれませんが…。



*洗濯物は室内に干します。空気が乾燥しているので、すぐに乾きます。シーツも室内でも一日で乾きます。空気も乾燥しているし、硬水でも乾燥するし、乾燥対策は必須です。



一方で、私の夫は、二年以上も硬水を浴びていますが、肌荒れもせず、むしろ、肌はキレイなほうです。

人それぞれの体質にもよると思うので、硬水でも肌が荒れない人も、もちろんいます。


肌や髪の毛が汚くても、命に関わらないし、生活面では、何の支障もありません。

しかし、メキシコでの生活はメンタル面に影響も及ぼすので、そんなときに肌と髪の毛までボロボロだと、余計に悲しくなります。


肌と髪の毛の状態を良好に保つことは、自分を労ることにもつながるので、肌と髪の毛の手入れは、とても大事なことではないかと思います。






メキシコの殺人水準は世界2位


最近、Twitterでメキシコについてのニュースを見ました。




 




※数字に関して、これらの記事だけでは判断できないこともありますが、細かいことはここでは触れません





メキシコ=麻薬戦争、というイメージを持っている人が、これらの記事を読んだら「やっぱりメキシコは恐ろしい国だ」と、ますます悪いイメージが強くなると思います。

そのイメージは、あながち間違っていないので、メキシコの悪いイメージを払拭することは、簡単ではありません。

そんな中でも、近年は、メキシコに住んでいる日本人も増えており、メキシコで苦労しながらも、前向きに生活している人たちがたくさんいるということも知ってもらえたらいいなとも思います。


私自身も、家族や友達に、どうしてそんな危ない国で暮らすのだと、反対や非難をされたこともあります。心配になるのも仕方のないことだと思います。なんといっても、殺人がシリアに次ぐ2位の国なのですから。


しかしながら、これらの記事だけでは、殺人が大量に行われていることだけしか分かりません。メキシコのことを知らない人のために、どの地域が特に殺人が行われているのかも記事に示してくれたらよかったなと思いました。

(治安はメキシコ全土で気をつけなければならないことは前提として)


記事は、シンクタンクの報告をもとに書かれているようなので、シンクタンクの報告書を読めば、その辺りのことも分かるのかもしれませんが、その報告書を一般人も読むことができるのかどうかは私には分かりません。




*治安は悪いですが、楽しい観光地もけっこうあります。





一方で、この記事を見たとき、メキシコのニュースが取り上げられて、ありがたいことだとも思いました。


日本では、一般的に新興国に関心を持っている人が少ないため、各メディアで取り上げる国際ニュースは先進国のニュースがほとんどだそうです。そのため、メキシコのニュースが取り扱われることも少ないので、今回はNHKが取り上げていたこともあり、悪いニュースではあるものの、メキシコへの関心や知る機会を提供してくれたことは、うれしいことだと思いました。


今後は、悪いことだけではなくて、メキシコに関する良いニュースが日本で取り上げられることを期待したいです。





野焼きと火事の狭間で(終)


またまた前回の続きです。


ジムの建物内に避難したままの私。


頼りない守衛さんが、プールサイドから去った後、これはもう、彼に電話をするしかないと思いました。


その時の私は、メキシコの携帯電話を持っていなかったので、彼に気軽に連絡を取れる状態ではありませんでした。

自分のスマホから彼に電話をすると、国際電話扱いになるのです。そのため、仕事中ということもあり、日中は、本当に困ったことがなければ、彼とは連絡を取りません。


しかし、家の隣が激しく燃えているこの現状は、私にとっては非常事態です。


電話しても許されるだろうと思い、私は、彼に電話しました。


野焼きか火事か分からないが、家の隣の空き地が激しく燃えている。

このように彼に伝えると、彼は驚きつつも、半信半疑の様子でした。無理もないです。

誰でも、いきなり、家の隣が激しく燃えていると聞かされ「うん!わかったよ!燃えているんだね!」なんて、言えないと思います。


私の狼狽えぶりを察し、彼は、今からすぐに帰る、と言ってくれました。


彼と電話をしていると、ジムの方へアパートのオーナーがやって来ました。

ジムのオーナーは、メキシコ人の男性で、英語も話せます。私は、オーナーなら英語も通じるし、この状況について何か知っているかもしれないと思い、オーナーに話しかけることにしました。


彼とは、ひとまず電話を切りました。

私は急いでオーナーのところへ行き、下手な英語で、燃えているけど大丈夫ですか?と尋ねました。


オーナーは即答しました。

「No,not yet!」


そして、オーナーは、守衛さんと一緒にどこかへ行ってしまいました。おそらく、燃えている空き地の様子を見に行ったのだと思われます。


それはそうと、アパートの門、全開なんですけど…




*炎は終息しているのか分からない…



私は、彼が帰ってくるまでの間、ひとまずジムの中にいることにしました。


すると、ジムの中から、アパートのベランダに住人が数名出てくる様子が見えました。

住人たちは、燃えている空き地を見ているようで、みんな、焦っている気配はありませんでした。


みんな、身の危険を感じていない!?

もしかして、私だけが大騒ぎしているのだろうか…。


私は、次第に、燃えていることよりも、自分の勘違いに対して不安になってきました。


しばらくすると、オーナーが帰ってきました。

オーナーは、私のところに来てくれて、燃えているのは火事ではないこと、問題はないということを、教えてくれました。


燃えているのは、野焼きだったのです…


あぁ、勘違い、ごめんなさい…


私は、アパートの部屋に戻りました。




*野焼きは夜まで続きました…




帰宅した彼は、何事もなくて良かったと言ってくれました。


彼の話によると、彼が家に向かっている途中、私たちのアパートの近くを通った彼の会社の人から「制御不能なくらい燃えている」と電話があったそうです。


制御不能なくらい燃える野焼きって、もう火事ではないのだろうか…

メキシコ、恐い…


野焼きに、一人で大騒ぎした私は、精神的にも肉体的にも疲労困憊でしたが、その日の夜は、外食ができる貴重な日。

野焼きショックを受けたまま、私は、夕飯を食べるために出掛けました。




*その日の夕食。肉々しい。




食事をし、家に戻ると、野焼きは終わっているようでした。空き地を見ても、燃えてる様子はありませんでした。


良かった良かった、何事もなくて。

そう思って、私はその日の夜、眠りにつきました。



しかし。


ここは、メキシコ。

そう簡単に、物事は終わりません。


深夜三時頃、私は何かの物音で目が覚めました。パチパチという音が、窓の外から聞こえてきました。


まさか…


私は、窓の外を見ました。

空き地は、燃えていました。

炎は激しくはなかったのですが、消火しきれなかった火が燻って燃えていました。


私は、寝ている彼を起こして、空き地が燃えていることを伝えました。

そして、彼に、こんな時間に野焼きをするのか?と聞きました。

すると、彼は窓の外を見て、言いました。


彼「これは火事だね」


火事…



私は、火が消えるまで窓の外を眺めていました。燃えていることが気になり、眠れなかったのです。


彼は「燃えているけど、火が燃え移るものがないから大丈夫」と言い、再び眠りにつきました。


大惨事になる可能性は低いかもしれませんが、燃えているすぐ近くには、木もあるし民家もあります。

私は、大丈夫だと素直に思えませんでした。


彼は、日頃からメキシコに馴染みたくないと言っています。しかし、私はその時、彼に対してこのように思いました。


この人は、メキシコに染まりつつある…




*画面左側。木のあるところが、深夜に燃えていました。



朝、空き地を見ると、空き地は、真っ黒な焼け野原になっていました。



*広範囲に及んだ野焼き跡…



こんな広範囲を燃やすのならば、せめて、事前に教えてほしいし、乾燥している時期は、避けてほしいです。

しかし、ここはメキシコであるため、そんな願いを抱くことは、無意味でしかありません。

日本で暮らす感覚でいてはいけないのです。

その一方で、危機管理能力は大事だな、とも思いました。結果的に野焼きだから良かったものの、本当の火事だったら、逃げていて良かったと思います。



この野焼きの一件で、私はまたもや、自分の無力さを痛感しました。

これが、本当の火事だったら、私は逃げるだけで、他にはどうすることもできなかった。


私は、言葉が分からないため、メキシコで消防車を呼ぶことができません。また、消防車と同様に、救急車を呼ぶことや、警察にだって、自力で連絡することができません。

とは言え、メキシコは警察もあてにならないので、警察に連絡できなくても問題ないかもしれません。

何という国なんだ…。


とにかく、生死に関わる緊急事態の時、私は、どうすることもできないのです。

野焼きの次の日、私は、そのような事を考えているうちに、自己嫌悪に陥りました。

そして、泣いてしまいました。


泣いても仕方がないことは、分かっています。

メキシコに住むことを決めたのは、自分です。それに、断水や野焼きも含め、様々な予期せぬ出来事が起こることは、仕方がないことだと分かっています。ただ、その時に、自力では解決できないということが悲しいのです。自分の無力さが、悔しいのです。


泣いてしまいましたが、この一件のおかげで、英語やスペイン語の勉強を本気で頑張ろうと思うようになりました。

メキシコで暮らすにあたって、不安要素を少しでも減らせるようになりたいです。



ちなみに、断水があった3日後に、この野焼きが発生しました。

水の次は、火。では、その次は、風?

次は、風の災難にあうのではなかろうかと、びくびくしました。


しかし、それ以降は、特に大きな出来事もなく、無事に過ごせました。




*ある日の野焼き



相変わらず、メキシコのあちこちで、野焼きは行われているようです。


メキシコでの野焼きや焼き畑について、ネットで調べてみましたが、特に詳細な情報はありませんでした。空気がとても乾燥していると、草同士の摩擦によって、自然発火するらしいのですが、今回の野焼きが自然発火かどうかは、はっきり分かりません。

おそらく、人による発火だと思います。

メキシコ人の友だちに、野焼きについて尋ねても、野焼きは日常風景の一つとしか思っていないようでした。

そのため、いまだに私は、メキシコでの野焼きの法律やルールなどが分かっていません。



ということで、皆さまも、火事並みの野焼きにはお気をつけください…




終わり。




野焼きと火事の狭間で その2


前回の続きです。


家の隣の空き地が燃えていました。


燃えているのは、野焼きだからなのか、それとも、火事だからなのか。

私には判断ができませんでした。


普段から、彼には、治安の悪さや、彼や彼の知人が巻き込まれた犯罪について、また、メキシコ人の困った行動などについて聞いていたので、私は、メキシコで生活する大変さをある程度は認識しているつもりでいました。


しかし、家の隣が燃える時があるなんて、知りませんでした。


メキシコなら、野焼きが火事に発展することもあり得るかもしれない。

私は、とりあえず家の外に逃げることにしました。


スマホと財布だけを持って、部屋を出ました。


階下へ行き、アパートのエントランスの扉を空け、建物から脱出しました。

アパートの外へ二、三歩進むと、空中に無数の灰と黒い煙が漂っているのが、すぐに分かりました。


私は、煙の臭さに耐えられず、鼻と口を手でふさぎ、プールの方へ行きました。水の近くなら安全かもしれないと思ったのです。

断水の時といい、今回といい、プールがあって本当に良かったです。

本来のプールの役割とは異なりますが…。


その時、アパートの外に出ている人は私だけで、他に誰もいませんでした。


プールへ行くと、空き地とアパートの境目の壁から炎が見え、火の粉が風で舞い上がる様子が見えました。


アパートの壁の近くまで、炎は進んでいました。




*ジム内から見たプールサイドの様子。



壁の近くには、芝生や布製のパラソルがあります。


芝生やパラソルに火の粉が降りかかると、アパート内も燃えてしまうのではないかと思い、私は、ひとまずプールの横にある、ジムの建物内に避難しました。


ジムの窓から、炎と煙が見えました。

布製のパラソルに、火の粉が降りかかっている様子も見えました。



*こちらは普段の様子です。




*布のパラソルがとても気になる…けれど、炎が恐くて行けない。



ジムの中から、外の様子を見ていると、アパートの守衛さんがプールへやって来ました。


この日の守衛さんは、メキシコ人の遊び人風の男性でした。軽い言葉で表現すると、チャラ男です。


こんな日に限って、守衛さんはチャラ男…。

私は、ますます不安になりました。


なぜなら、この守衛さんは、仕事中に居眠りするのは当たり前、彼女と思われる女性とアパートの外でいちゃついていたり(門番を放棄している)、守衛室で犬を飼っていたり(あんたの家かい)、守衛室の外で色々なモデルポーズを決めたり(意味がわからない)と、日頃から、守衛の仕事を成し遂げているとは言えない人物なのです。

それに比べて、ゆきおちゃんは、住人からチップも受け取らないし、仕事をサボっている姿を見たことがありません。

水道栓をなぜか閉めていましたが…私は許します。


プールへやって来た守衛さんは、火の粉がかかるパラソルに近づき、パラソルを数回揺さぶりました。

パラソルを揺することによって、火が燃え移るのを防ごうとしているようでした


しかし、火の粉は守衛さんにも降りかかりました。守衛さんは、熱い!熱い!と言わんばかりに火の粉を振り払いながら、そそくさと、その場から立ち去っていきました。


守衛さんの気持ちはよくわかります。

分かるけど、パラソルを動かせばいいのではいだろうか…

だって、パラソルは、地面に固定されておらず、移動しようと思えば移動することができるのだから。






そりゃあ、熱いでしょうね…



その3へ続く。





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